2022年3月8日更新情報

修了実技試験で評価する観点と、再試験をどう位置づけているか

実技試験を想定した立ち居振る舞いの確認風景

修了実技試験は、教科書の暗記量を測る場ではありません。お台場本校で積み重ねた所作が、想定外の小さな変化にも耐えられるかを見る最終確認です。エッセンシャル・アドバンス・マスターのいずれでも、出席率80%以上を満たしたうえで受験していただきます。

評価で見ている四つの層

第一に、立ち方・歩き方・物の渡し方など基礎所作の再現性です。第二に、来客の人数やタイミングが変わったときの状況判断。第三に、敬語の選択と声の大きさ。第四に、失敗した瞬間に慌てず軌道修正できる静けさです。点数表は項目ごとに分かれますが、現場ではこれらが同時に動くため、部分点の合計だけでなく全体の印象も総合します。

当日の流れと課題の組み立て

試験日は通常授業と同じく、90分×4コマを意識した時間配分で進行します。前半は単独課題(入場、案内、給仕の基本動作)、後半は短いロールプレイです。教科書全15冊からまんべんなく出題するのではなく、コースごとに到達すべき核だけを抜き出します。少人数(定員6名・最少催行3名)だからこそ、観察者は一人ひとりの手元と視線の移動まで追えます。

再試験を「やり直し」ではなく「仕上げ」にする

基準に届かなかった場合の再試験は1回無料です。不合格の通知だけで終わらせず、どの層が薄かったかを短くフィードバックし、必要なら補習コマを挟みます。再試験は罰則ではなく、現場に出る前の仕上げと位置づけています。合格後に協会認定資格の授与手続きへ進むため、焦って形だけ通す運用は採りません。

試験対策だけを急ぐより、日々の実技で「見られている前提」に慣れることが最短です。評価観点の詳細資料が必要な方は、入学案内や修了・認定のページもあわせてご確認ください。

Q&A

このお知らせに関するよくある質問

Q.試験は一発勝負ですか?

いいえ。所定の基準に届かなかった場合は再試験を1回無料で受けられます。弱点の洗い出しと短い補習を挟んでから再挑戦する運用です。

Q.何を一番重視して見ていますか?

型の正確さに加え、相手の間を奪わない判断と、声量・視線・立ち位置の落ち着きです。派手な演技より、静かに場を整える力を評価します。

最終更新: 2022年3月8日